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抜歯即時・早期のインプラント埋入
抜歯をした部位は、早急に周囲の骨が吸収し、インプラント埋入に適さない状態になることがあります。
骨量を十分に確保する目的のためにGBR法を併用して、抜歯後早急にインプラントを埋入することがあります。ITIインプラントの中には、この目的の形状を持ったTEインプラントが用意されています。
TEインプラント
TEインプラントは、特に抜歯窩への即時埋入または早期埋入(抜歯後6-8週)への使用を目的として設計されています。
歯根上部にはテーパー形状構造を採用し、シリンダー(円筒)形状とコニカル(円錐)形状の長所を持つインプラントです。
TEインプラントの構造
1)解剖学的な最適の形態:抜歯窩に最適な適合を可能にし、一次的な固定を図ります
2)1.8mmのスムーズなネック:歯肉との親和性に優れます
3)TEに特異なスレッド(ねじ)形状:抜歯窩への強固な固定を可能にする幾何学的形態
移植する骨について
インプラント治療の際、使用される移植骨で一番安全かつ安定性のあるものは患者様自身の骨(自家骨)です。骨を採取する部位は少量であればインプラント埋入周囲から採取します。
一方、多くの自家骨を必要とする場合には、下図のように口腔内から採取します。
サイナスリフトなど大量の骨(3cc以上)が必要とされる場合においてのみ厚生労働省で認可されている安全な人工骨を使用することもありますが、この場合には事前に患者様とご相談させていただきます。
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